自然主義の医学

著者エルネスト・バロン氏は、この「自然主義の医学」という作品を通して、人間の心理的・肉体的健康と快適な生活のための、非常に興味深い作品を提供している。

 これは、健全かつ賢明な生き方をするためのカギを教える手引書である。この作品の第一部では、人体の組織についての知識が記されており、シンプルでありながら完璧な形で、人体の奇跡についての研究に私たちを導いている。

本の第二部では、プロテイン、ビタミン、ミネラルといった、健康の基本としての食事の構成要素を知るよう教え、また人体の様々な器官や機能が持つ重要性について研究している。

この興味深い本の第三部になると、著者は、病気の原因と、存在する中で比較的重要な治療システムの研究に入っていく。そして本の最後に、食べ物の栄養素や治癒力を活用できるような食事の仕方について、特に言及している。

さらに、著者は医薬的効果のある様々な植物について網羅し、その処方によってこれらが人体にどのような作用を及ぼすのか説明している。そして、このような研究において最も内面的な部分である、エレメントテラピーの研究について触れて、この本を終えている。

この本は、治癒と健康のために自然な方法を用いることに関心を持つ人々にとって、日常生活において健康を保つための手引き書として決定的に役立つ、真の指針である。