抜粋 神々、天体、人間、そして獣の法則

この素晴らしい、そして興味深い作品は、真の法則についての書物であり、あらゆる文化、民族にとって必要でありまた基本的でもあるテーマを私たちに伝えている。法則の宇宙的な起源から、霊的法則、宇宙的法則、そして地球、人間の法則に到るまでを網羅し、私たちが真の道を進むよう導くものである。

 

「私たちの心理や生理に表れる法則について、深く知ることが不可欠である。そこに、私たちはこれらの現象の動機、原因を発見する。原因を知ることで、結果を知る。そのようにして、私たちは賢明な身の処し方を知るだろう。」

「愛の法則は、これによって最初の出発点に戻ることができるよう、神が人類に残した遺産である。この法則の種は、私たちの心に蒔かれており、内分泌腺やチャクラに枝分かれしている。私たちはその全体を、内面作業を通して発育すべきである。」

「人間は、残念ながら自分が望み、熱望することに継続性を持たない。その人生は絶えず2重性を持ち不安定である。なぜなら、感情、考え、生活において「振り子の法則」に従っているからだ。」

「カルマの法則は、まさに原因と結果、アクションとリアクションに過ぎない。良い原因には良い結果がついてくる。このことは、肉体や栄養面、心理、経済面、何であれ、小さなことにも、そしてまた人生全体や霊的な部分においても観察できる。」

「人間が、神聖な基本や道徳における堕落の扉をくぐる時、人生は物質主義の不毛なものとなることを理解するのは重要である。この時、全ては苦痛や苦しみとなり、顕著な要求や抑圧を伴う。つまり、ひどいカルマという結果である。」

「神の法は、知性と謙虚さ、愛をもって尊重し、用いるために存在する。もしこれらについて知らない、あるいは興味がないなら、(実際には存在するのだが)存在しないものと忘れるべきである。法は尊重した方が良い。考えにおいても、言葉、実際の行動においても、決して冒涜すべきではない。なぜなら、その起源は神聖なものだからである。」

「『オクターブの法則』は、人間的なレベルでも表現されるコスモスの力である。それは、私たちをあるレベルから別のレベルへ、ある状態から別の状態へと導くものである。この法は、音階で表現され、ドの音階に始まり、レ、ミ、ファ、ソ、ラ、シと続く。」

「『選択の法則』は、自分自身の必要性、欲望、熱望を選ぶ可能性を与える。全ては、私たちの精神と知識のレベルが私たちに告げること次第である。 選択の法則は、尊厳、平等、正しい手段を基礎とする場合は、正しいものとなる。自己本位的な利害なしに、私たちの選択が全般的な、あるいは家族や夫婦等のための犠牲である場合がそうである。」

 

Last modified on土, 18 7月 2015 18:24